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環境資源工学会とは?

概要

環境資源工学会(かんきょうしげんこうがっかい、Resources Processing Society of Japan)は、環境と資源に関連する工学の研究と技術の発展を目指す日本の学術団体です。公式サイトはhttps://www.rpsj.org/です。

詳細説明

環境資源工学会(かんきょうしげんこうがっかい、英語表記:Resources Processing Society of Japan)は、異種混合物質の選別・分離・精製技術とその関連プロセス技術を対象に、環境や資源、エネルギーに関する工学的な研究を推進する日本の学術団体です。学会は1943年に「浮選剤に関する研究会」として発足し、1948年に「浮選研究会」として正式に設立されました。

当初は非鉄金属鉱山や石炭鉱山、製鉄原料鉱山における選鉱技術の研究が中心でしたが、国内での鉱山活動の減少に伴い、活動領域は鉱廃水の処理技術や公害防止技術へと広がりました。さらに、地球環境問題が顕著になる中で、廃棄物(循環資源)工学分野にも活動の場を広げています。

現在、環境資源工学会は個人会員220名、団体会員46法人・機関から構成されており、会員は非鉄金属、鉄鋼、土木建設機械、セラミックス原料、粉体プロセス、セメント、リサイクルや環境関連の企業の技術者や研究者、大学、公的研究機関の研究者が中心です。

主な活動には、毎年開催される学術講演会やシンポジウムがあります。学会誌「環境資源工学」は年3回発行され、会員の研究成果や技術成果を発表する場となっています。また、論文賞、技術賞、優秀ポスター賞などの表彰も行っています。

環境資源工学会は、日本学術会議の協力学術研究団体として登録されており、異種混合物質の分離精製技術とその関連プロセス技術を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。詳細や最新の活動情報については、公式サイトhttps://www.rpsj.org/をご覧ください。



 


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