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環境経営学会とは?

概要

環境経営学会(かんきょうけいえいがっかい、Sustainable Management Forum of Japan (SMF))は、日本の環境管理に関する学術団体で、研究や技術の普及、政策提言を行っています。公式サイトはhttps://smf.gr.jp/です。

詳細説明

環境経営学会(かんきょうけいえいがっかい、英語表記:Sustainable Management Forum of Japan (SMF))は、1962年に設立された日本の公的団体です。この学会は、主に産業界における環境管理を専門とし、約700社の会員企業が参加しています。設立当初は産業汚染が深刻化していた時期に対応するための活動が中心でしたが、現在では地球環境問題への対応も含め、幅広い活動を展開しています。

環境経営学会の主な活動には、環境アセスメント、技術開発、空気・水質汚染、騒音・振動、有害化学物質の調査、そしてグローバル環境問題への取り組みがあります。具体的には、国家資格である公害防止管理者試験の実施や、東南アジア諸国との技術移転プロジェクトなどを行っています。また、LCA(ライフサイクルアセスメント)などの環境管理ツールの開発と普及にも取り組んでいます。

環境経営学会は、毎年「エコプロダクツ展」を日経新聞社と共催しており、この展示会は日本最大級の環境展示会として知られています。さらに、化学物質リスク管理を推進するためのグローバル活動を展開する「JAMP(Joint Article Management Promotion-consortium)」も設立し、化学物質の管理に関する情報交換とリスク管理の促進に努めています。

環境経営学会は、ISO/TC 207のサブコミッティ(環境ラベリング、環境パフォーマンス評価、ライフサイクルアセスメントなど)の日本における事務局も務めており、国際的な環境管理標準の制定と普及にも貢献しています。詳細や最新の活動情報については、公式サイトhttps://smf.gr.jp/をご覧ください。



 


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